2017年10月8日日曜日

いちご泥棒


予定を詰め込みすぎたのが悪いのですが、KOの週末スクーリングと夜スクーリング、仕事、国内出張等の諸々が重なり、月月火水木金金状態でした。通常、買い物は壊れたり不足したりして補う目的でするのであり、あってもなくても良いけれど、欲しいものがある場合は、少なくとも2週間は考えてから買います。今回は、色々あったところに、デパートで英国フェアを開催していたので、「美しい、無駄な買い物をしましょう」と思いました。2周して、ウィリアム・モリスの「いちご泥棒」の鞄を買うことにしました。

「いちご泥棒」は、
「…各色を個別に染め、刷り、抜くという非常に高度なプリント技法が生み出された。プリント工程全体の完了には数日を要するこのファブリックは、モリス商会のプリント木綿の中でも最も高価なものとなった」(ウィリアム・モリス出版委員会『ウィリアム・モリス ステンドグラス・テキスタイル・壁紙 デザイン』 、ブレーントラスト、2006年)
というものです。 色数が多いですが、全体のバランスが良く、落ち着いた雰囲気だと思います。

バックオフィスなので、服装や持ち物の規制は厳しくなく、通勤に使うことができ、無駄な買い物ではありませんでした。「見れば見るほど良い鞄だ」、「こんなに良い買い物は滅多にできるものではない」と悦に入っています。B4まで入り、ファスナーで閉めることができます。ジャガード織かゴブラン織の生地で(私には違いがよく分かりません)柄が立体的に織り込まれているところも気に入っています。カーテンや壁紙とは行きませんが、モリスは画集などを眺めるだけではなく、実用に取り入れたいものです。

2017年10月7日土曜日

週末スクーリング2017

琴ペン
週末スクーリングは、法律科目の開講がなかったため、歴史・政治学系を受講しました。高校の世界史の授業で勉強した内容が多かったと思いますが、大半忘れていました。原始人など試験でも、実生活でも重要性は低いですし、中世も制度だけ知っておけば良い気がしますが、ビジネス上、付き合う相手方の国の近現代史は知っておかないと、相手に対して失礼のように思います。

当初、法律関係の授業の方が、実務上役立つだろうから、と今回、開講されないことを残念に思っていたのですが、その考えは浅はかでした。他国のことを、報道を通じてではなく、学術的な視点から学ぶチャンスを得、ありがたいことでした。今回、私が学んだ知識はせいぜい8㎜くらいのものですし、1週間経てば、ほとんど忘れてしまうのかもしれませんが、それでも、不確かな情報源から得た5㎜の偏見よりも、専門家から教わった8㎜の知識の方がずっと良いです。 資本主義万歳、共産主義は敵だ、どころではないです。怖いのは偏見です。

加えて、勉強は続けないといけないなと思いました。決してあきらめないことが美徳とされることもありますが、私は、無理そうなら早めに諦めて、別の道を模索する方が良い場合も多いと思っています。研究者を目指そうと思ったことはありませんが、「意識タカイ系~」と揶揄されようと、勉強自体はあきらめません。

2017年8月26日土曜日

ツバメと洋白銀器




ツバメの巣

ツバメを見ると、良いことがあると信じています。駐車場の天井の、謎の半円に、ツバメの巣を見つけました。巣の土台としてピッタリで、とても賢いと思いました(それとも、ツバメの巣専用にわざわざ半円を設置したのでしょうか)。ツバメのブローチを長い間探していたところ、先日、小さなピンバッヂを買いました。無地の青いセーターに合わせます。

ふるさと納税

 欲しいものを買ってあげるよ、と言われたら、欲しいものは自力で買えるので、お気持ちだけで結構です、と言うのですが、夫が「わしの分のふるさと納税の枠、使っていいよ。何でも好きなものもらい」と言うので、大喜びでもらいました。秋から返礼品の規制が適用されますから、(欲深いですが)還元率の高いものを選ぼうと思いました。

食器は中古で気に入ったものを揃えましたが、カトラリーはステンレス製の頂き物だったので、もう少し良いものが欲しいと思っていました。新潟県燕市から、洋白銀器(=銀メッキ)カトラリーを頂きました。西洋の紡ぎ車を思わせるデザインです。写真で見てもよく分かりませんが、銀の色はステンレスとはかなり違います。洋白銀器とステンレス洋食器の見た目の違いについて。還元率は98%でした。私の金銭感覚だと、この価格のカトラリーを買うということは絶対にないので、うれしいです。純銀ではなく、最高級品とはいえませんが、純銀のカトラリーに相応しい料理など作れませんので、中級品を日常的に使う方が良いです。

2017年8月20日日曜日

KO通信・夏スクーリング2017

は、特にないです

 昨年に続き、今年もまたKO通信の夏のスクーリングを受講しました。3期開講され、うち1期のみ、受講しました。有休を最低でも4日間も取らなければならないところ、慶弔時でもないのに仕事をサボることはとても心苦しく思いました。文学部しか卒業していないため、「本当に大丈夫なのか」、「あなたなんかに法務が務まるのか」という反応をされることがよくあります。依頼者に、まずは不安を抱かせてしまうことはとても良くないですし、相手に対して失礼とも思うので、なんとかして早めに卒業したいと思っています。

費用

通学圏内に住んでいない人は、1回スクーリングを受けると、交通費、宿泊費、食費等々で10~20万円ほどの出費となるそうです。なかなか巨額の出費と思います。私は、昨年引越しをして、30分で通学できますし、他の学生との歓談、飲食などには全く興味がなく、弁当持参なので、授業料、交通費とテキスト代で収まります。

今年の授業

法学部の専門科目は、政治学系の他、経済学部との共通科目も多いです。経済の専門科目は全くもって理解できず、先生が話されているのが日本語なのか、●レ%$語なのかすらも分からないというくらいなので、なるべく--法という講義を受講するようにしています。--法も往々にして難しいですが、どうやら日本語で話しているらしいということは分かります。

今回の午前の、**法は、企業法務をやるなら、避けて通れない分野ですが、もともと苦手なところでもありました。それで、内容はおもしろくないし、レジュメは分かりにくく、試験は難しく、終了後にも苦手意識は払拭できませんでした。いくら6日間で詰め込むといっても、結局は概要だけだと思います。今後は**法をさらに深く理解しないと仕事にならないので、前途多難です。

午後の//法は、企業法務にはほとんど関係ありません。ただ、必修科目なので、テキスト学習の準備として受講しました。歯切れが良くて、とてもおもしろい講義でした。この3倍くらいの時間をかけて教えて頂くことができるなら良いのに、と思いました。試験問題は事前に通知されましたので、準備しておけば、特に困ることはないと思いました。

単位を落としている疑惑

これまで、KO通信の試験等の結果について書いたことはないので、単位は全部落としているのではないか、と思われるかもしれませんが、とりあえず単位は取れています。

今後のスクーリング

9月半ばからは週末スクーリングが、下旬からは夜間スクーリングが開講されます。週末と、夜間は、2回/週、白い視線を浴びながら通う予定です。過去は夏のスクーリングだけだった時期もあるようです。でも、休みを取りにくい人にも配慮してなのか、Web授業、週末・夜間スクーリングなども開講されるようになったようです。レポートの添削も、過去にはとても時間がかかったようで、学生が裁判を起こして改善されました。学生が多いせいか、使いにくい点が徐々に改善されていくのはありがたいことです。今後は、週末スクーリングの開講頻度を上げる、年末年始に冬スクーリングを開催する、などに期待しています。

2017年7月30日日曜日

ベルギー奇想の系譜(展覧会)



Bunkamuraザ・ミュージアムで開催中の「ベルギー奇想の系譜」展へ行きました。展示内容は15世紀~現代までと幅広く、ヒエロニムス・ボッスやブリューゲルなどの精密な作品、象徴主義、逆さ吊の骨格などのわけの分からない現代アートなど、盛りだくさんでした。

ボッス、ブリューゲル

ピーター・ブリューゲル父『忍耐』1557年
ポスターやチラシに印刷されているヒエロニムス・ボッスが今回のイチオシなのだろうと思います。細部までおもしろい描写で埋められていますが、小さい絵で、人気もあって混雑しているので、オペラグラスがあれば良かったと思います。先月まで開催していた、東京都美術館の「バベルの塔」展は一人で行きましたが、今回は夫も行きました。その時と同じ版画作品も多く展示されていました。「バベルの塔」は、チラシや絵葉書を見せて、私が「モンスターかわいい、琴ペン飼いたい」と騒いで、夫に悪趣味だと言われました。実物を見ると、夫もかわいいねぇ、と言っていました。

象徴主義

ヴァレリウス・ド・サードリール『フランドルの雪』1928年、アントワープ王立美術館
~17世紀のコーナーが終わると、急に人がまばらになります。それまでの大勢の観客は、どこへ行ってしまったのか、不思議なくらいです。私はモンスターも好きですが、そればかりだと嫌で、美しいものも見たいので、素通りしたらもったいないと思うのです。ジャン・デルヴィルの「レテ川の水を飲むダンテ」は美しい夢のようですし、クノップフのパステル画はローデンバックの短編を視覚化しているし、ウィリアム・ドグーヴ・ド・ヌンクが2枚出展されていたのもうれしかったです。ヌンクは薄明かりの絵画botとしては素通りできない画家ですが、なかなかまとめて見る機会はないようです。ベルギーのクレラー・ミュラー美術館へ行ってみたいものです。

ヴァレリウス・ド・サードリールは、今回初めて知りました。静謐な冬景色を好んで描く画家です。

夫に「象徴主義って何なん?」と訊かれて答えられず、情けないことになりました。Wikipediaで調べてみると、何やら難しいことが書いてあります。「理想世界を喚起し、魂の状態の表現を特別扱いする印象や感覚を探求」??こんなこと、即答できるように準備しておかないといけないんでしょうか…

シュルレアリスム



マグリットやデルヴォーは、シュルレアリスムと美が両立していて、物語性も感じます。今回、出展されていた姫路美術館所蔵の「海は近い」(デルヴォー)も特に好きな作品です。デルヴォーの絵から、人はどんな物語を思い浮かべるのか、どうしても知りたくて、本を買いました。
  • ミシェル・ビュトール『ポール・デルヴォーの絵の中の物語』
    内容は少し難解ですし、図版が白黒なのが残念ですが、オンラインで画像を参照して、雰囲気だけでも楽しめればよいかと思います。
  • アントワーヌ・テラス『ポール・デルヴォー』
  •  長野まゆみ『夜間飛行』
    軽めの小説です。デルヴォーの他、ジョゼフ・コーネルの箱の写真なども掲載されていますが、絵と内容があまり合っていない気がします。

現代アート

 特にコメントはありません。