ビング&グレンダールのバレリーナ


 あまり気に入っていなかったカップ&ソーサーを処分したので、新しいのを買ってもらいました。ビング&グレンダール(ロイヤル・コペンハーゲンに買収されました)の「バレリーナ」です。19世紀末にデザインされた同社の「カモメ」シリーズの食器は大変ポピュラーで、20世紀中盤にはデンマークの家庭の10パーセントは何らかのカモメ食器を持っているというほどに普及したそうです。うろこ状のレリーフがあまり好きではないので私は持っていませんが、ハンドルやつまみにタツノオトシゴがついているのがおもしろいです。

Wikipedia先生より拝借

「バレリーナ」は青のグラデーションで、波の模様があります。縁は金彩です。モダン過ぎず、クラシック過ぎずの塩梅が気に入っています。また、好きな小説、ヴァージニア・ウルフの『波』を連想させます。同時にケーキ皿も買いました。食器屋さんのブログ記事に触発されたからでした。

緑、赤、ベージュなどは料理自体によくある色なので、色のコントラストという意味では青や白の食器が料理を引き立てるのだそうです。それで洋食器の色は青と白で揃えようと思いました。

このカップ&ソーサーは来客用にします。普段は同じメーカーのヤグルマギクのを使っています。紅茶はあまり飲めないので、ほうじ茶を水でいれて飲みます。あとティーポットがないので欲しいのですが、それはまたそのうちに、気に入ったのが見つかったらにします。

コメント