ヨーロッパ旅行 ベルリンの勝利の女神



映画、『ベルリン 天使の詩』に登場する勝利の女神(ヴィクトリア)像を見たいと思い、ティアガルテン(動物園ではありません)の中央にある戦勝記念塔を見に行きました。翼があるので天使かと思っていましたが、映画の「天使」は主人公を指していて、この像は天使ではないそうです。


入場には4ユーロかかります。エレベーターなどはなく、300段弱ある螺旋階段を足で登ります。

金ピカの彫像です。足元の柵のところまで登ります。ここからベルリンを一望することができます。『ベルリン 天使の詩』は東西ドイツが再統一する前の時代で、曇っていて街も灰色っぽい印象でしたが、この日は天気が良くて女神像もピカピカ光っていました。

6月17日通り
遠くに見えるのがブランデンブルク門です。この日はゲイのパレードが行われていたためその付近は通行止めになっていました。同性愛を否定するものではありませんが、ゲイのパレードはとてもうるさかったです。ティアガルテンは、芝生があってお花が植えられているロンドンやボストンの公園のようなものではなく、鬱蒼とした森でした。


ブランデンブルク門(逆光)
印をつけてある場所が右から旧国立美術館、ブランデンブルク門、戦勝記念塔
旧国立美術館の窓際にいるのも、ブランデンブルク門の上についている馬車を御している女性も勝利の女神です。三つの施設はほぼ一直線上にあるので、「勝利の女神が美術館から馬を御してブランデンブルク門まで行き、6月17日通りを通ってベルリンの中心地までやってきた」というストーリーがあるのかと思いましたが、記念塔はもともと別の場所にあったのを移設したそうなので、関係ないようです。記念塔を降りて、駅までティアガルテンを散策しました。

白鳥、カモ、ウサギを見ました。森の中は昼間でもほの暗いです。なかなか良い雰囲気でした。


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