MFA(Museum of Fine Arts Boston, ボストン美術館)



 バラ園の後、ボストン美術館へ行きました。何度見てもすてきだな、と思う作品がある一方で、何度か見て初めて、「これもいいな」と思う作品もあります。最近気になっているのはエドワード・ホッパーです。下着姿の女性が多く、また着衣の女性像であっても、身体の凹凸が強調されているのがイヤだったのですが(そんな理由!)対象の取捨選択が独特で、突き抜けた空気がいいな、と思います。



この展示室には、シャヴァンヌ、D.G.ロセッティ、バーン=ジョーンズ、フレデリック・レイトン卿、ハンマースホイの作品が展示されていて、ボストン美術館の中で一番好きな場所です。天国のようなものだと思います。



サージェントは油絵作品だけでなく、正面玄関の天井画もたいへん見応えのある、すばらしいものです。もっと近寄って見てみたいと毎回思います。



Kunstkammer展示室の存在に気付いて、おお、と思いました。オウムガイに彫刻をしてあるものや、象牙?の壷のようなものの用途は不明ですが、いかにもヴンダーカンマーな雰囲気です。何度も行って、見たいものはだいたい決まっているので、2時間半ほど見て帰りました。楽しい休日でした。

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