栗おこわ



栗はアメリカにも売っていることは売っていますが、小さいのを時々見かける程度で、あまり好んで食べるわけではないようです。皮をむくのが面倒だからだと思います。大粒でつやつやとした栗がきれいだったので、買ってきて栗おこわにしてみました。皮を少し切ってから、圧力鍋で少し加熱し、皮をむきます。爪が痛くなります。

20個もむいたら嫌になり、残りは茹でて中身を取り出して食べることにしました。でも、2年前のブログ記事にはもっと小さい栗を50個ほどもむいた、と書いてあるので、ご苦労さん、という感じです。

栗おこわはデパ地下でも買えますし、家庭用の、ご飯に入れて炊くだけの栗おこわセットのようなものも販売されていますが、出来合いのと、自分でむいて作るのとでは、食感が違います。Wikipediaにも、「作業に手間がかかりすぎるのを嫌って、あまり外食産業では見受けられない家庭料理である。家庭でも既に下ごしらえがされたレトルト材料を使う事が多い」と書かれているので、おいしい栗おこわを食べようと思うと、やはり自作するしかないようです。契約書審査よりはよほど大変な労働なので、普段会社勤めをして、休日に栗の皮むきのアルバイトをしようとは思えません。自分で食べる分しかやりたくないです。そもそも、社則でダブルワークは禁止されていますが。

せっかくの栗なので、他のお惣菜もいろいろ作ったら、調理に2時間近くかかってしまいました。平日は全然料理をしないで、休日だけ気合を入れるので、段取りが悪く、時間がかかります。不健康極まりないですが、遠方で仕事をすることの制約から、休日にある程度寝貯め・食べ貯めするのも止む無しと考えます。もう栗の皮むきなどこりごりと言いながら、また来年も作っているだろうと思います。

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