江ノ島遠足

ビーチコーミング日和

日頃、読んで読んで、書いて、書いて、読んで、書いて、という仕事で、その作業を辛いと思ったことはないものの、その上さらに読書をしたり、ブログを書いたりしたところで、あまり気分転換にはなりません。私の仕事上のストレスはほとんどないに等しいでしょうから、ストレス解消などと言ったら厚かましいですが、同じ種類の作業を繰り返していると、ビーチコーミングの夢を頻繁に見るようになります。そんな次第で、江ノ島に出かけて、海岸を歩き、えのすいへ行きました。

らせん状のものが、天然なのか、人工物なのか、いつも気になります。

凹面レンズで、吸い込まれそう。自分も一緒に泳いでいる錯覚に陥る?!
渋い色合い

人気のクラゲ。他にも多種類
映画『エヴォリューション』を思わせる。左下の魚の顔がヘン。
フウセンウオ

えのすいの新顔で、注目を集めていたのはカワウソでした。餌を食べる様子がかわいらしいです。混雑していたため、写真は撮れませんでした。もう一つの新顔はフウセンウオです。底面に吸盤が付いていて、岩や海藻などに張り付くことができる、とのことです。ずっと同じ方向を見て、微動だにしません。丸い姿がかわいいとも言えますが、これだけ大勢が一カ所に張り付いているのはあまりぞっとしない眺めでもあります。イワシの大群が泳ぐ様子を見て、気持ち悪いとは思わないのに、フウセンウオは「かわいい」と言っている人と「キモい」と言う人が半々くらいでした。


ビーチコーミングは、無心になれます。波の音を聞きながら、延々と貝殻などの漂着物を拾っていたくなります。今回は、ツメタガイと、白くて薄い二枚貝が多かったです。駅前のお土産屋さんで、ヒオウギガイなどを購入しました。小町通りの雑貨は何一つほしいと思わないのに、海辺で貝殻を販売するお店には長時間入り浸りたいです。夫に悪いので、早々に切り上げましたが、貝を見ていると理性が飛び、色々と買い込んでしまいました。貝ボタンも好きで、ファッションには疎いにもかかわらず、シャツのボタンがプラスチックだと、全部貝ボタンに付け替えるくらいなので、前世は貝だったのかもしれません。

とはいえ、貝を食べるのは好きではないので、お土産は、うさちゃんのお店(鎌倉五郎)で少しだけ買いました。夫は、このお店でお菓子を買うと付いてくる栞のお話を読んで、毎回必ず「ええ話や」と言って、自分がもらい泣きしそうになっています。

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